キク科の1年草。carthamus tinctorius 『源氏物語』に出てくる末摘花は別名。推古天皇の時代に僧侶の曇徴が高麗からもたらしたといわれる。花から赤の染料を取るほかに、油や薬の原料としても使われている。
秋か春、日当たりのよい肥えた土に直まきし、株間20センチで育てる。背が高くなるので支柱を立て、開花したらすぐに収穫する。とげがある。
つぼみがはじけてお日様色の花びらが顔を覗かせ、次第に濃い朱の色が混ざる。
でも紅を取るのは難しいので、江戸日本橋の伊勢半の「小町紅」を手に入れた。紅ちょこに塗りつけられているのは玉虫色だが、紅筆でちょっと水をつけると、鮮やかな紅になる。