鴨場

 江戸時代、北庭は群鴨池を中心として藩主が鴨猟をするための鴨場として使われていた。特に松平家十代の頼胤が狩猟好きで、池のまわりにあった栗の木を刈り取ってしまったという話がある。花より団子ならぬ、栗林より鴨鍋、だろうか。明治末期からの北庭大改修の際に、鴨場の施設はほとんど失われていたが、現在復元され、鴨引き堀、小覗(覗き小屋)等がある。結構おもしろい。

 現存する鴨場の内では最大規模。しかし見た感じは意外なほど小さい。鴨猟というと雄大な感じがしていたが、実は飼い慣らしたアヒルをおとりに鴨を鴨引き堀に誘い込み、逃げ飛ぼうとする鴨を鷹やさで網で捕らえるという、やや卑怯かつ、こぢんまりとしたものだったらしい。鴨はアヒルについて移動する習性があるらしい。

 それに感動したので、極力めだたない場所にあったが非常にわかりやすい説明板をもとに作った資料をのせておく。でもきっと実演はできないのだろうなあ。

でもなんか金魚すくいのよう…

ちょっと鴨猟のイメージが崩壊した。


小覗き 
かもの様子をうかがう設備



(その内側)鴨引き堀 ちんまい溝だ



叩込(餌付け側)

叩込(鴨側) 鴨もいます。