小普陀(しょうふだ)

小普陀は石組がある築山。その石組は栗林公園の中で最も古く、室町時代の技法と考えられている。名称は中国の観音霊場である浙江省舟山列島の普陀山にならったもの。またその西に接して、生駒家に仕えた佐藤志摩介道益の隠居屋敷があったと伝えられており、付近から観音堂の遺物も発見されている。小普陀付近には木蓮の植えられた岸があり、春3〜4月の桜の頃花盛りとなる。母は子供の頃、この木蓮の花見に来て、ホタテ貝の銘々皿でお弁当を食べたそうだ。

今も、この木蓮の岸は日当たりもよく風もなくて、木瓜や菫も咲いていて、うららかな場所である。

2005.04