ひな菊

ひな菊はかわいいので、昨年も植えたのですが、アブラムシがよくついて失敗した。今年はピンクのひな菊が花屋さん(グリーンマーケット)に出ていたので、白いのと、わさわさした紫色の小花と寄せ植えにしました。もちろん眼をさらのようにして、虫を見張っています。
ひな菊 デイジー。もともとはヨーロッパや北アフリカの草原にはえる多年草。日本では通常秋まきの一年草である。歴史は古く、エジプトのツタンカーメン王の首飾りにも使われたとか。ギリシャの神は人間をなにかに変えるのがお好きだが、ひな菊は果樹の神ベールタムナスにストーカーされた木の精ベリデスの変身した姿だとか。聖母マリアの涙や血がひな菊となったという伝説もあるそうで、中世ヨーロッパでは魔よけにも使われた。14世紀イギリス詩人チョーサーは『美女物語』で「私が一番好きなのは白と赤のデイジー」と書いている。出血をとめる薬効があり、傷薬などにも使用されたという。
もっとも野生のひな菊は一重だそうで、今のぽんぽん咲は園芸改良のたまものである。日本には幕末に伝わっている。