ダリア dalia


 

夏の元気な花といえば、カンナにグラジオラス、夾竹桃。そしてダリア。すっと花の背が伸びるのはいいかんじだが、よく倒れる。ヘッセも支柱を立てている。下の方の枝を整理するといいとものの本で読んだのだが、思い切りが悪く失敗しがち。最近は小花で一重のものを育てている。

キク科ダリア属の多年草。ダリアという名はリンネの弟子である18世紀スウェーデンの植物学者ダールの業績を讃えて命名された。塊根を持つ。メキシコやグアテマラの山野原産。アステカ帝国の人々により食用・薬用として栽培されていた。1789年にスペインのマドリード王立植物園に種子が送られて以来、改良が加えられ、ブームを巻き起こした。ゲーテの庭には70種以上のダリアが咲いていたといわれるし、ナポレオンの奥さんのジョゼフィーヌもマルメゾン宮で育てていたという。1955年頃には品種が3万を超え、花色も青と黒以外はすべてそろっている。

日本には天保13年(1842)にオランダから長崎に輸入され、「天竺牡丹」と呼ばれて流行したといわれる。