原産は地中海沿岸、アフリカ、アジア。ギリシャでは薬草として扱われ、中世ヨーロッパではほれ薬にも使われた。英語ではサウ・ブレッド(雌豚のパン)、あんまりだ。明治時代に日本に渡来し、俳句などでは「かがりび花」ともいわれる。夏目漱石は明治43年1月14日の日記に、「雪の下の様な葉に菫の様な紫の花が出てゐる」と書いているそうだ。