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 西原理恵子

 
理恵蔵はさっさと母になっちまって、離婚して、その間一時ものすごく表紙のハデな本を量産していたので、ドバクチでどうかしてしまったんじゃ、と心配していました。「けっ」とか、いわれるよな〜とマゾ的想像して楽しむ私。そして小学生のおまけの本まで買ってしまった私は、やっぱりカモ?

 『ぼくんち』(小学館、〜1998全三巻)で、マーカーの透明な色あいで、しょーもない男たちと女たちと、子供の、せつなくて、つらい、しょぼい海の町の、ありがちの物語を描いた。「この町にすんでるみんなはしあわせになりたいだけやのに」「何があかんのやろう」といいながら、弟を手放す、かの子ちゃんのような人生を私自身は生きられないし、理恵子さんもそうだろうが、かの子ちゃんの豊かでなめらかな胸に「ぎゅっ」とされたいなあ。
西原理恵子は誰にも似ていない、そこがすごいとこだ。