かんかんのふ きうのれんす きうハきうです きうハきうれんきうれん さじよならへ さいほうに いくわんさん いんぴんたいたい やアあんろ めんこがこわくで しゐくわんさん もへもんとわへ ぴひはうぴひはう
わけわからん歌です。
中国の清の「九連環」という歌から来ているということで、「看々兮(カンカンエー)…」とはじまるらしい。江戸時代に清国人がいた長崎から流行りだし、元とはかけはなれたデタラメ語に化けつつ、19世紀前半の文化・文政期に大ヒットした。 江戸では文化5年(1808)には幕府が禁止したほどだが、文化12年の江戸大火では「神田アのう 急火ですう 半鐘なるべエ…」という替え歌もできている。人の口に戸はたてられないということか。
文政三年(一八二〇)には大坂では荒木芝居で蛇踊りとともに歌われて流行した。平野屋武兵衛の筆録はこの折のものだろう。エキゾチックな扮装に、手足を大きくふりあげる踊りぶりが、下の図からわかるだろう。名古屋でも、この年、飴の行商人が踊りながら歌って広めたという。 たしかに、わけわからんが、なんとなく楽しそう。