四天王寺の法会



 六時堂は文化8年(1811)建立の重要文化財である。六寺堂には薬師如来が安置され昼夜六回の礼讃が行われたのが名の由来。ここで修正会・精霊会がおこなわれる。

 その前の池は大寺池といい、かっては蓮の花、今は亀が多いが、石橋がかかっていてその上に石舞台がくまれている。石舞台は江戸初期元和九年(一六二三)の造営で重要文化財。ここで舞楽がおこなわれる。

精霊会(しょうりょうえ)

聖徳太子を救世観音として供養する法会で、忌日(2月22日、現在は4月22日)な行われる。金堂の仏舎利と精霊院の太子像を六時堂まで巡行させ、堂の前の石舞台で舞楽・管弦を奉納する。中世には興福寺常楽会とならぶ大法会であった。舞楽は天王寺楽人により奏された。明治12年に復活後、雅亮会楽人により演奏されており、国の重要無形文化財に指定されている。

修正会