おまいりする 阿弥陀池 蓮池山和光寺 西区北堀江2丁目
「浪花のながめ」より和光寺


阿弥陀池中の宝塔 今は蓮はないが、ちょっと不思議な風景である


 阿弥陀池の和光寺。浄土宗蓮池山智善院。今も町中にはめずらしい池、阿弥陀池がある。元禄7年(1694)に善光寺の開帳が四天王寺であったのをきっかけに池のほとりに堂ができ、堀江新地が造成された元禄11年に幕府に寺地を与えられ、信州善光寺113世智善が寺を開いた。阿弥陀池は古代に百済からもたらされた仏像を廃仏派の物部氏が難波堀江に捨てさせたのが発見されたとか、善光寺の阿弥陀如来が出現したという由緒をもつ。
摂津名所図会大成によれば、境内には軍書講釈・昔噺・弓の射場その他店がならび、富くじの興行も認められており、いつも賑わしかったとのこと。とりわけ四月の仏生会には門前に植木の店が多く出ることで有名だった。


石の不動尊 摂津名所図会大成によれば行者堂の前にあった、怪しい形のものが横にあるが、この像は猿田彦として性信仰の対象でもあったらしい。