大坂城の建物
乾櫓 重要文化財。西の丸の戌亥(北西)の方向を守る櫓。矩折れ(L字型)総二階造。「三方正面の櫓」「筋鉄櫓」などとも呼ばれた。元和6年(1620)に始まった徳川氏の大坂城再築工事の際に造られたもので、現存の建物の内でも最も古い。堀に映るフォルムが美しい。
千貫櫓(せんがんやぐら) 重要文化財。二の丸の西南隅にあり、大手門を側面から守る。写真右の多聞櫓と白い土壁で連結されている。元和6年(1620)完成。その名前は、織田信長が石山本願寺を攻めた際、あの櫓をおとせたら銭千貫文与えても惜しくないといわれた櫓にちなんでいる。
多聞櫓 大手門の桝形の石塁の上に築かれている細長い長屋形式の櫓。寛永5年(1628)に築造されたものが天明3年(1783)の落雷で焼失、嘉永元年(1848)に再建されたものが現存している。